Path: chuka.playstation.co.uk!news1.scei.co.jp!usenet From: "=?ISO-2022-JP?B?GyRCI1MjQSNUISUbKEo=?=" Newsgroups: playstation.ny.nan_yaro.theme2 Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCOUREayROPzckNyQkPzQbKEo=?= Date: 8 May 1997 04:48:45 GMT Organization: PlayStation Net Yarouze Lines: 29 Message-ID: <5krlvd$lld@news1.scei.co.jp> NNTP-Posting-Host: 210.132.190.66 Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP Content-Transfer-Encoding: 8bit X-Newsreader: Microsoft Internet News 4.70.1157 ここはソフトウェアや書籍、雑誌なら何でもありなんでしょうか? と質問しながらも書いてしまいます (^^; 一応コンピュータ関係と言えない事もないので許される・・・ハズ? まずはタイトル通りの ・「皇帝の新しい心」(ロジャー・ペンローズ/みすず書房) 一言でいうと、一時流行った「ソフィーの世界」の数学、物理学版と言った ところでしょうか。読めば宇宙創生から人間の心まで語れそうな気にさせる (もちろん、そんな気がするだけで実際には理解はかなり困難 (^^;)アツい本。 全体的に解らないなりに面白いですが、中でも良い感じなのは第2章の「ア ルゴリズムとテューリング機械」。これで私はコンピュータ及びアルゴリズ ムの何たるかを知った・・・ような気になりました (^^; ・「すべてがFになる」(森博嗣/講談社) コンピュータ用語がふんだんに登場するミステリで、「ああ、コンピュータを 知らない普通の人には何書いてるのか理解できないだろうなぁ」とささやかな 優越感に浸れる逸品 (^^;。内容も読み応えあり。 私はこの人を、京極夏彦と並んでミステリルネッサンスを担う一人と勝手に位 置づけています。最新作「封印再度」(Who insideと掛けている。ウマいっっ) も益々脂がのってて (^-^)d -- (^-^)/‾ Satoshi Tawa (SAT.) sat@ga2.so-net.or.jp