浜辺にて


静かだった。浜辺には、波の音以外なにも聞こえなかった。
難破者は、投げされるように浜辺に転がっていた
気球は、重力の法則に従い難破者を置いて高く舞い上がっていた。
気づいた時には、懐中時計のように小さくなっていた

それで


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