自分のホームページを書いていて、アクセスカウンターをつけようと思い、ネットやろうぜのホームページのドキュメントを見る。
「英語じゃないか!しかも長いぞ、この文は!」
あきらめる。
・・・っておい。
仕方ないので、ドキュメントを読む(眺めるともいう)。なんだこりゃ。カウンターつけるだけなら必要ない部分がほとんどじゃないか。前のバイトで必要があってCGIについてすこし勉強してたから、なんとなくわかるけど。こりゃサーバーの仕組みわかってないと、全部を理解するの難しいかもしれないな。そうだ、カウンタのつけ方を日本語で書いておけば、多くの人が見てくれて、アクセス数が増え、みんな私を覚えてくれるに違いない。そうに決めた、今決めた。
という訳なので、このドキュメントに関する責任は、サーバー管理者にはありません。
さらに、このドキュメントは、原文(BIGENNERのページにあるアクセスカウンタ設定ドキュメント(英語))を完全に翻訳したものではありません。
それと、ここで述べているのは、あくまでも、ネットやろうぜの会員ホームページで、アクセスカウンタをつけるための方法です。その他のサーバーにおけるホームページで、この方法が使える保証は全くありません。ご注意ください。
また、私の間違い、勘違いなど、きっとあると思います。 ご指摘 いただけると幸いです。できる限り訂正していきたいと思います。しかし、これらの間違いに関して、私は責任を取りません。あくまで各自の責任において利用してください。
あなたのホームページの index.html に、以下の行を追加してみてください。
これまでのアクセス数は<IMG SRC="/cgi-bin/Count.cgi?df=XXXyyyyy.index.cnt">です。
XXXyyyyy には、あなたのユーザーIDを入れてください。
たったこれだけです。では、あの長ったらしい英文は何だったんでしょう?また、この方法では、凝った表示ができません。水色の枠の中に、緑のデジタル時計風の数字でアクセス数が表示されます。他の形式では表示できないのでしょうか?
CGI(Comman Gateway Interface)ってのは、簡単に言えば、ホームページからサーバーにあるプログラム(CGIスクリプトといいます)を呼び出してなんらかの処理をしてもらい、その結果をホームページに返してもらう為の手続きを標準化したものです。
ここでの場合、アクセス数を、画像データとしてホームページに返してもらってます。で、どういう画像データとして返してもらうかを、ホームページを書く際に指定すればいいという訳です。
画像ファイルに、/cgi-bin/Count.cgi というCGIスクリプトを指定すると、アクセス数が画像としてホームページに表示されます。
<IMG SRC="/cgi-bin/Count.cgi">
しかし、これだけではまだダメです。
どのファイルに対するアクセス数を返せばいいのか、指定していないからです。また、どんな色、大きさで表示するかも凝ってみたいところでしょう。これらは、/cgi-bin/Count.cgi に対するオプションという形で指定します。
<IMG SRC="/cgi-bin/Count.cgi?options">
上の ? の後の options の部分にオプションをずらずらと並べて書けばOKです。
それぞれのオプションは|または&で区切って記述してください。各オプションはオプション名=設定内容の方法で設定します。
<IMG SRC="/cgi-bin/Count.cgi?ft=6|frgb=20;20;20|df=cfu00930.index.cnt">
オプションの説明 : そのオプションで何を設定できるかを示します。
option : オプションの名前です。
char : オプションに設定できる文字列、文字、数字です。
文字列 : "filename"
この場合、filename という文字列を指定する事を示します。文字列の場合、設定する内容は適宜自分に合わせて読みかえてください。
文字 : 'YNTF10'
この場合、Y,N,T,F,1,0 のどれか1文字を設定してください。'YNTF10'というのはよく出てきますが、Y=Yes,N=No,T=True,F=False,1=真,0=偽 という事でしょう。つまり、Y,T,1 は肯定、N,F,0 は否定という意味で理解してください。
数字 : 1-10
この場合、1 から 10 の範囲で数字を設定できる事を示します。
default : このオプションを設定しなかった場合、自動的に選択される標準値です。
カウンターに何を表示するかを指定します。string には、counter,clock,date のいずれかを指定します。それぞれ、ファイルへのアクセス数、アクセス時の時刻、アクセスした日付を意味します。アクセスカウンターをつけたいのなら、このオプションは設定する必要がありません。
このオプションは、display オプションに date または clock が設定されている場合のみ意味を持ちます。多分、グリニッジ標準時からのずれを設定しているのだと思いますが。GMT+0400,GMT-0630 のように設定してください。ですが、すでに日本国内向けに時計があわせてあるようですので、この設定をする必要はないでしょう。アクセス相手がアメリカからだ、などとわかっていれば、それにあわせてここに設定する時間を変更すればいいのですが・・・
display オプションに clock を設定している場合、時刻を12時間制、24時間制のどちらで表示するかを指定します。12 または 24 のどちらかを指定してください。
このオプションは、display オプションに date が設定されている場合のみ意味を持ちます。YY は年、MM は月、DD は日を意味し、どの順番で表示するかを指定できます。設定できるのは、MMDDYY , DDMMYY , YYMMDD のうち、どれか1つです。
数字を囲む枠の太さを指定します。0 の場合は、枠を表示しません。また、5より大きい数字だと、より立体的に枠が表示されます。
数字を囲む枠の色を指定します。色は、赤、緑、青のそれぞれの要素について、0−256の範囲で指定します。また、16進数でそれぞれの要素を指定する場合には、frgb=648bd8 のように、要素の間に ; を入れないでください。また、色の名前を直接指定することもできます。
数字を何桁で表示するかを指定します。
数字のフォントを、5種類の中から選べます。それぞれがどのようなフォントなのかは、 こちらを参照 してください。
表示される数字の右から3ケタごとに、コンマで区切りを入れるかどうか指定します。T,Y,1 でコンマが入り、F,N,0で入りません。
数字を表示するかどうかを指定します。表示させない場合でも、カウンターはアクセスに従って増加していきます。
アクセス数を保存するファイルを指定します。最初に指定した時点で、その名前のファイルが作成されます。「ネットやろうぜ」においては、各人が別個のカウンターを作成することになるので、他人のカウンタと混同されないよう、ファイル名に自分のIDを必ず含めるようにしてください。
よくわからない人は、filename にはユーザーID.index.cntを指定してください。
この指定は必ずつけてください。このオプションさえついていれば、とりあえずアクセスカウンタは表示されます。
例:df=XXXyyyyy.index.cnt (XXXyyyyyには自分のIDを指定してください)
この指定を省略した場合、または、random を設定した場合、アクセスするたびに、乱数が表示されます。
アクセス時に、カウント中の数字を増加させるかどうかを設定します。カウンターの表示テストなど、アクセス数を増やしたくない場合、ここを設定するといいでしょう。
数字を、回転させて表示する場合の、回転角を90度単位で設定します。この設定をした場合、rotate オプションの設定は必要ありません。
数字を回転させて表示するかどうかを設定します。