updata 1997 5.3 TPM.CO

ネットやろうぜ機材セットアップチュートリアルforWindows95
ビデオを使うとき、内臓されている画像読み取りヘッドがどのように再生しているかを知った上で使う人はまずいません。このページでは、「ネットやろうぜの機材」および「windows95]も同様の家電とみなして、無意味なセットアップ、コンバートにおける行き詰まりを解決し、純粋にプログラムやポリゴン作成に力を注げるよう案内するものです。

@開発環境のセットアップ
付属の薄い赤本9ページからのソフトウエアのセットアップを順を追って解説します。

フォルダのコピー
家電ですので、羅列します。始めにCD−ROMのドライブにネットやろうぜの開発用ディスクを入れます。続いて、window上の「マイコンピューター」アイコンをクリック(マウスの矢印で指してマウスの右ボタンをすばやく2回押します。目安スピード= 4回/秒)するとマイコンピューターの中身を示すウインドゥを開きます。その中のCD−ROMのアイコンをクリックすると、CD−ROMの中身を示すウインドゥが開きます。中にPSX,GNUの2つのフォルダがあることを確認してください。

以上の手順は マイコンピュータ/CD−ROM/PSX というように簡略化されて書かれます。(以下そのように書きます)

開いたウインドゥはそのままにします。続いて マイコンピュータ/(C:) のウインドゥを開きます。画面には以下の様に2つのウインドゥ( CRーROMと(C:) )とを並べてください。

ウインドゥは動かすことができます。ウインドゥ上部の青いライン(灰色になっているときもある)にマウスの矢印を持っていき、マウスの右ボタンを押したままマウスを動かすとウインドゥごと動きます。

赤本では「ハードディスク上でのフォルダの位置は任意でかまいません」と書かれていますが、そう言われても困ると思いますのでCドライブ[表記は(C:)]にコピーすることにしました。(C:)のウインドゥを開いた時点でこのウインドゥが「Cドライブのルート」を示すことになります。



ここまでで、フォルダをコピーする準備ができました。続いてコピーの操作をします。

まず、CD−ROMドライブ内のGnuフォルダにマウスの矢印を持っていき左ボタンを押しっぱなしにしてGnuフォルダをつかみ、そのままマウスを動かして(C:)ウインドゥの中の余白に移動させます。


ボタンを離すとメニューが出ますので


ここにコピー(C)を選択するとフォルダのコピーが始まります。
同じ要領でPsxフォルダもコピーします。


コピーの仕方はほかにも鬼のようにありますがここでは確実な方法を取っています。

なお、(C:)のウインドゥがいっぱいで余白に移動できないときは、コピー操作をする前にウインドゥの右下にマウスを持っていきましょう。するとマウスが黒の両端矢印になります。

すかさず右ボタンを押しっぱなしにして、動かすとウインドゥの大きさが変えられますので満足がいくまで余白を広げたらボタンを離しましょう。



config.sysの書き換え
起動ドライブのルートにあるconfig.sysの内容をチェックですが、まず、「起動ドライブとは何か?」です。
もともと、Windowsも、DOS/Vマシンの上で動くプログラムに過ぎません。そのWindowsを始動させるときに起動ドライブが真っ先に読まれます。そのときの初期設定が書いてあるのが目的のconfig.sysです。
先ほどの(C:)のウインドゥの中を見てください。たいていはここが起動ドライブなので中に、
があれば、それが書き換える予定のファイルです。

もしなければ他のドライブにありますので、マイコンピューターをクリックし、中のドライブを片っ端から開き、探してください。(画面左下のスタート→検索→ファイルやフォルダ、で探す方法もあります。)
もしCドライブ以外に存在するのなら以下の説明の中の「Cドライブ」をそのドライブに言い換えてお読みください。

さて、書き換えるファイルの場所が判りましたので、書き換え作業に移りましょう。
まず、Windowsの画面の何もないところでマウスの左ボタンをクリックし、出たメニューの中から「新規作成」を選び、続いてのメニューから「テキスト文書」を選びます。
が画面に現れます。ファイル名が青く点滅しています。この状態で、任意のファイル名を付けられるのですが、このままEnterキーを押し、「新規テキスト文書.txt」というファイルを作ります。(もし、うっかり何かキーを押して違う名前になってしまってもかまいません)

さて、書き換え作業に入りましょう。
まず、今作ったファイルをマウスの右ボタンでクリックします。すると新規テキスト文書.txt-メモ帳、のウインドゥが開きます。もちろん白紙で、何もない状態です。ウインドゥの左上の「ファイル(F)」をクリックし、中の「開く」を選びます。すると次の画面となります。



まず、上の中央にあるをクリックしてメニューを出し、ドライブをCに指定します。するとCドライブのルートにあるフォルダとファイルが表示されるわけですが、目的のがありません。
これは、下の「ファイルの種類」で「テキスト文書」のみに指定されているからです。そこで右にあるをクリックし、メニューの中の「すべてのファイル」を指定すると、すべてのファイルが現われます。その中からconfig.sysを選択し、開いてください。

それでも現われない場合は、いったん[X]をクリックして新規テキスト文書を閉じ、マイコンピューターをクリックし、「表示」を選び、中の「オプション」を選びます。そして、その中にある「表示」の中の「すべてのファイルを表示」を選択、下の「OK」をクリックします。


そして改めて「新規テキスト文書」を開き、中からconfig.sysを開いてください。

中に devicehigh=C:¥WINDOWS¥ansy.sysがなければ加えます。終わったら右上の[X]をクリックし「変更を保存しますか?」で「はい」を選んでください。これで書き換えは終了です。
このファイルは起動ファイルですので、間違うとWindowsが動かなくなったりしますので書き換えは慎重にしてください。もし、何か失敗したら右上の[X]をクリックし、「変更を保存しますか?」に対し「いいえ」を選んで終了させてください。 基本的には config.sysを開いたらすぐに ファイル(F)をクリックしてください。メニューの中の「名前をつけて保存(A)」を選択し、適当な名前(例えば「config−save.sys」)を付けて、現在のconfig.sysと同じ内容を持ったファイルを作っておきます。こうすれば、もし間違えても ファイル(f)→開く(O) で、このファイルを読み込み、ファイル(f)→名前をつけて保存(A)で、「config.sys」と名を付ければ元どおりになります。


バッチファイルの書き換え
書き換えの仕方は、上記のconfig.sys の書き換えと同じ要領です。先ほどの「新規テキスト文書」からバッチファイルdjsetup.batを開いて書き換えれば良いわけです。

ところがこのファイルは読み出し専用となっており、このままでは書き換えることができません。そこで マイコンピューター/(C:)/Psx のウインドゥを開きます。その中のdjsetup.batをマウスで指し、右クリックするとメニューが出ますのでその中の 「プロパティ」を選択します。その中で「ファイルの情報」の欄の「読み取り専用」のチェックをはずします。開いたウインドゥを閉じて、赤本10ページの説明に従って書き換えをします。
これまでの設定では書き換えは必要ありません。ただし、通信ケーブルにCOM2を使う場合は書き換えが必要です。通信速度については当初は変更せず、サンプルプログラム等の動作を確認してから変えてみましょう。
問題は4行目の「作業用の適当なフォルダの割り当て」です。適当と言われても困ると思いますので4行目に書いてある場所に書いてある名前のフォルダを作成することにしました。
とりあえず、上記のマイコンピューター/(C:)のウインドゥを開きます。ウインドウの中の余白にマウスを移動し、右クリックし、メニューの中の「新規作成」→「フォルダ(F)」を選びます。すると余白部分にフォルダが現われますので、名前をtmpとします。

以上で割り当てたことになりました。


環境バッチファイルの実行
画面左下のスタート→プログラム→MS−DOSプロンプトを選択します。



コマンドは C:¥WINDOWS>_
となっていると思います。これは マイコンピューター/C:/WINDOWSと同じことを示しています。つまり(C:)のウインドゥを開き、さらにその中のWINDOWSのウインドゥを開いている状態と同じなわけです。Psxは(C:)の中にありますので、まず、このウインドゥを閉じましょう。このMS−DOS上では

C:¥WINDOWS>CD..[ENTERキーを押す」

とやると、

C:¥>_

となり、WINDOWSのウインドウを閉じたことと同じ意味になります。あとは赤本に従ってください。

逆に、「WINDOWSのウインドゥを開いた状態」に戻したいときは、
C:¥>CD WINDOWS[ENTER]とやればOKです。




お役に立ちましたか?



送り先はtpmco@ma3.justnet.ne.jp までどうぞ




表紙のページにもどる