1865年3月23日午後4時のことであった。 南北戦争下で南軍の捕虜であった5人と1匹は、気球を使って逃亡をはかった。逃亡途中、 太平洋上で嵐に遭遇し漂流。今や気球は裂け徐々にその気力を失っていった。 「下から波の音が聞こえる、もっと捨てるんだ!全部捨てろ」 無慈悲にも気球は、魂が失せたように徐々に失速していった。 その時、「陸だ陸が見えます!」を高らかに声が響いた 失望の中に一筋の光が放たれた
それからどうしたの
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